2022/06/06
30坪の住宅というと、皆様はどのようなイメージを持つでしょうか。
実は、30坪の住宅は決して広い住宅ではありません。
しかし、狭さを感じさせない工夫によって広々とした住宅を演出できます。
今回は、30坪の住宅でも狭さを感じないような無駄のない間取りについて解説していきます。
□無駄のない間取りを作るコツとは?
1つめのコツが、移動のためだけの空間を減らすことです。
ホールや廊下が移動にしか使われない空間にあたります。
40坪を超えるような広さの住宅なら、廊下がある方が住みやすいのですが、30坪の広さの住宅なら最低限の移動スペースがあれば事足りてしまいます。
廊下として使われていた1坪が収納スペースになったり、リビングの一部となるため生活のしやすさはだいぶ変わってきます。
2つめのコツは、ウォークインクローゼットではなく壁面収納を採用することです。
ある程度の広さのある住宅ならウォークインクローゼットの方が便利ですが、30坪の住宅ではあまり便利な収納とは言えません。そのため、壁面収納を多く作って収納スペースを確保することをおすすめします。
3つめのコツは、総二階建ての家にすることです。
総二階建ての家とは、1階と2階の床面積がほぼ同じの家のことを言います。
シンプルな構造の家になるので工事費も安くなり、丈夫な構造の家になります。
コストパフォーマンスを重視するのであれば、総二階建ての家はおすすめです。
□無駄のない間取りの実例とは?
*例1
リビング横の収納を奥行きの浅いものにして、無駄なスペースができてしまうのを防いでいます。
また、壁掛けテレビを採用し、テレビ台に取られてしまうスペースも省いています。
パントリーもウォークインタイプではなく、壁面収納タイプのものを採用することで省スペースで大容量の収納を実現しています。
無駄のない間取りにするためのポイントをしっかりおさえている住宅です。
*例2
屋外収納を設置し、屋外のスペースを有効活用しています。
また、壁付けのシェルフを採用しており、収納としてもインテリアを置くスペースとしても使えるようになっています。
また、洗面所から直接中庭に出れるような間取りにして、余分な移動スペースを減らすことにも成功しています。
□まとめ
今回は、30坪の住宅の間取りについて見てきました。
本記事を参考に無駄のない間取り作りに取り組んでみてください。
当社では函館市周辺で注文住宅の施工を中心に承っております。
ぜひ気軽にお問い合わせください。