新築をお考えの方必見!住宅性能評価等級についてご紹介します!

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皆さんは、住宅に等級があることをご存じですか。
住宅性能評価等級は近年注目されている等級ですが、様々なメリットやデメリットが存在します。
そこで今回は、住宅性能評価等級についての解説とメリットデメリットを紹介します。

 

□住宅性能表示制度とは?

そもそも住宅性能評価等級とは一体何なのでしょうか。
この等級は、住宅性能表示制度によって決められています。

住宅性能表示制度とは、ある一定の基準に沿って住宅の性能を比較するための制度です。
この基準は4分野あり、構造の安定、劣化の軽減、維持管理と更新への配慮、そして温熱環境の基準に沿って比較されます。

また、住宅性能表示制度には設計住宅性能評価と建設住宅性能評価の2種類が存在します。
設計住宅性能評価は住宅の設計段階で評価を得ることが可能です。
建設住宅性能評価の場合、住宅の建設が始まってからの評価となります。

住宅性能表示制度を利用する際にかかる費用としては、大体10万円から20万円だとされています。
住宅の面積や機関によって価格は異なるため、事前に確認しておくと良いでしょう。

 

□メリットデメリットをご紹介!

住宅性能評価等級を受けることで得られるメリットは様々です。
しかしその一方で、デメリットも存在します。
ここではそのメリットデメリットを紹介します。

まずメリットの1つ目は、月々の光熱費や保険料を削減できることです。
特に断熱性の高い家の場合、冷暖房の使用で発生する光熱費を大幅に削減できます。
例えば断熱等級4の家は、断熱等級3の家よりも年間で約6万円の削減が期待できます。

さらに、耐震等級を得た家では地震保険料が割引されます。
等級レベルによって割引額は違いますが、レベルの高い耐震等級3だと50%も割り引かれるのです。

2つ目は、家の資産価値の維持ができることです。
将来的には、住宅は全て省エネとしての性能を備えていることが義務付けられるとされています。
そのため、義務付け以前に建てられた住宅は自然と資産価値が下がってしまうのです。
しかし、住宅の等級を取得することで資産価値を維持することができるため、今後のことを考えると大きなメリットになります。

その一方で、デメリットとして費用が挙げられます。
例えば、家の性能を向上させるための建材費や施工費、申請における事務的な費用があります。
しかし、将来的に等級を得ることで削減できるコストもあるため、取得のためにかかる費用の元は最終的に取れるでしょう。

 

□まとめ

今回は、住宅性能評価等級についての解説とメリットデメリットを紹介しました。
家はとても価値のある大切な資産です。
その家の安全面を測るためや、将来に向けて価値を維持するためにも住宅性能評価等級を取得することが非常に重要です。
皆さんもこの記事を参考に住宅の性能評価を取得してみてはいかがでしょうか。