年収から考える住宅ローンの借入目安とは?新築を建てる際の参考に!

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「住宅ローンの大体の借入可能額を知りたい」
このような悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか。
住居を購入するにあたって、住宅ローンを利用される方がほとんどでしょう。
そこで今回は、年収から考える住宅ローンの借入目安と限度額まで借りるメリット、デメリットについてご紹介します。

 

□年収から考える住宅ローンの借入目安とは

住宅ローンの借入可能額の目安として年収倍率という考え方がよく用いられます。
年収倍率とは、住宅を購入する際の頭金を含む所要資金が購入時の年収の何倍であるかを示したものです。
中古戸建や中古マンションを購入した場合の平均年収倍率は約5~6倍、注文住宅や建売住宅の場合は約6~7倍、新築マンションや土地付きの注文住宅の場合は約7~7.5倍です。
このことから、住宅ローンの借入可能額は年収の5~7倍が目安と言えるでしょう。

しかし、年収の5~7倍はあくまで日本全体の平均からとった目安なので、もちろん地域ごとで変わってきます。
大阪府や福島県での新築マンション購入価格の年収倍率は10倍を超え、東京都においては約13倍にものぼります。
住む地域によっては年収の7~10倍を目安にするのが望ましいでしょう。

 

□住宅ローンを限度額まで借りるメリットとデメリットとは

 

*メリット

限度額までローンを借りるデメリットとして、より希望に近い物件を購入できることが挙げられます。
都心部付近の人気エリアの物件は高額ですが、限度額まで借りれば手が届きやすくなりますよね。
また、人気エリアの物件は資産価値を維持しやすく、将来値上がりすることも期待できます。
借入額を減らし、妥協した物件を選んで後悔したくないですよね。
住居の購入は一生ものの買い物になりますから、限度額まで借りることになったとしても満足のいく物件を購入するのをおすすめします。

 

*デメリット

限度額までローンを借りるデメリットとして、病気や事故、子どもの進路、リストラなどのお金が関係する予想外の事態が起こった場合に柔軟に対応できないことが挙げられます。
思わぬ出費がかさんだり、収入が減ったりすると、今まで通りの返済を続けるのは厳しくなりますよね。

また、住宅ローンには変動金利型と固定金利型がありますが、変動金利型で限度額までローンを借りるのはおすすめできません。
借入後の金利上昇により返済額が大幅に増えるリスクがあるためです。
限度額まで借りたい場合はできるだけ固定金利型で借りるようにしましょう。

 

□まとめ

今回は年収から考える住宅ローンの借入目安と限度額まで借りるメリット、デメリットについてご紹介しました。
ご家庭の年収の状況や、メリットとデメリットを考慮して住宅ローンの借入額を決めてみてくださいね。
住宅ローンに関してご不明な点がある方は、ぜひ当社までお問い合わせください。