2021/08/02
新築をはじめて検討している方は、どのような手順で新築が進んでいくのかわからない方がほとんどかと思います。
手順を把握することで、まず何をしてどう動くべきなのかが見えてきます。
今回は、新築の手順と新築時に押さえておくべきポイントを紹介するので、ぜひ参考にしてください。
□新築工事の手順
新築を建てる際は、土地を探して、打ち合わせをして、プランを決めて、資金計画を立て、建築許可が整ってから着工となります。
工事の手順としては、以下のような流れが一般的です。
・地盤調査
・地鎮祭
・地縄張り・遣り方
・地盤改良工事(必要であれば)
・基礎工事
・建方工事
・内装仕上げ工事
・仕上げ工事
・竣工検査と引き渡し
基礎工事は1ヶ月ほどかけて、土地の上に住宅を建てるのを可能とするための工事です。
建方工事は、木材を家の形に組み立てていき、家の骨組みをつくる工程です。
仕上げ工事では、組み立てた構造材に屋根材や外壁材を取り付けていきます。
内装仕上げ工事は、クロスやフローリング、電気配線の工事を行う工程です。
□新築を建てる際の注意すべきポイントとは
*住宅の性能は十分かを確認
耐久性や耐震性、断熱気密性など、住宅の性能が快適で安全な生活のために十分かを確認しましょう。
近年は大きな地震がいつどこで発生するかわからない状況です。
そのため、大きな地震に耐えられることはもちろん、地震発生後にその家で長期的に暮らしていけるのかを事前に確認しておきます。
また、万が一修理が必要になった時に、メンテナンス費用がどれくらいかかるのかも事前に把握しておくと良いですね。
*仕上げ材の確認
仕上げ工事、内装仕上げ工事で取り付ける仕上げ材は、住宅の見た目に大きく影響します。
色、質感、デザインは何にするのか、サンプルやカタログで確認します。
サンプルやカタログが小さすぎると、実際に住宅のサイズになったときにイメージとのギャップができてしまうかもしれません。
できるだけ大きな仕上げ材のサンプルで確認すると後悔を避けられます。
*住宅ローンの組み方を確認
プランを決めて資金計画を立てる際に、住宅ローンについても考えることでしょう。
毎月のローン返済が現実的に可能なのかをしっかりと考え、無理のない予算設定にする必要があります。
貯金を全額使ってしまったり、毎月の生活が苦しくなるようなローン返済額にしたりすると、将来的に破綻する可能性があります。
世帯収入だけでなく、ご家庭のライフスタイルを元に住宅ローンの組み方と予算を計画しましょう。
*間取りの確認
収納や生活動線、家事動線といった間取りは、生活の快適さに欠かせない要素です。
間取りの失敗例を把握しておくことで、同じ失敗をせずに済みます。
間取りの失敗例は他の記事にて紹介していますので、ぜひそちらも参考にしてみてください。
□まとめ
今回は、新築の工事の手順と、新築時に注意すべきポイントを紹介しました。
これからの動き方の参考になれば幸いです。
新築をお考えの方は、当社までお気軽にお問い合わせください。