2021/11/06
「注文住宅を検討しているけれど、予算の決め方が分からない」
このような悩みのお持ちの方は多いと思います。
そこで今回は、予算の決め方を3つのステップに分けて紹介します。
また、注文住宅にかかるお金についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。
□注文住宅にかかるお金とは
注文住宅にかかるお金は、大きく分けて3つあります。
以下では、それぞれについて詳しく解説します。
ぜひ参考にしてください。
1つ目は、土地を購入する際に支払うお金です。
注文住宅を建てる場合、土地の費用を確認する必要があります。
例えば、既存の土地に建物がある場合は解体費用がかかりますし、地盤改良が必要な場合はそのためのお金もかかります。
このように、土地の状況によって別途費用がかかることもあるので、事前に確認しましょう。
2つ目は、家を建てる際に支払うお金です。
この費用には、家が完成するまでにかかるお金が全て含まれます。
例えば、基礎工事や内装費、家本体に関わる費用などです。
ただし、家の外構工事は含まれていないこともあるため、担当者に必ず確認しましょう。
3つ目は、諸経費です。
家を建てる際は、上記の2つ以外にも諸経費がかかるため気をつけましょう。
例えば、登記費用や保険料などです。
場合によっては諸経費も大きな金額になるため、事前に準備しておきましょう。
□注文住宅の予算の決め方とは
ここからは、3つのステップに分けて、注文住宅の予算の決め方を紹介します。
ステップ1は、自己資金を確認することです。
手元の貯金や親の援助などから自己資金になりうるお金の総額を算出します。
次に、ローンの頭金に充てられるお金を確認します。
自己資金の中から、住宅ローンの頭金として使える金額を計算しましょう。
ステップ2は、住宅ローンの借り入れ可能金額と返済額をチェックすることです。
自己資金の総額を計算した後は、年収から大まかな借入金額や月々の返済額を把握しましょう。
返済に無理が生じない住宅ローンの年間返済金額は、一般的に年収の25%以内となっています。
ステップ3は、土地代と建築工事費用のバランスを考えることです。
これら2つのバランスは、4対6または3対7の割合で考えるのがおすすめです。
土地の購入にお金を使いすぎて、満足のいく家づくりを行えなかったという失敗もあるため、予算を決める際に2つのバランスを考えておきましょう。
□まとめ
この記事では、注文住宅の予算の決め方を紹介しました。
また、注文住宅にかかるお金についても解説しましたので、参考になれば幸いです。
これから注文住宅を建てる方は、ぜひ今回紹介したポイントを参考にして、予算を決めてみてください。