2021/09/18
家族で過ごす空間を快適なものにしたいけど何に注意すればよいか分からないといった方も多いのではないでしょうか。
快適さにつながる項目の1つとして部屋の広さが挙げられます。
そこで今回は、4人家族が快適に暮らすための部屋の広さと間取り別の工夫の仕方をご紹介します。
□4人家族が暮らす家に快適な広さをご紹介！
各家庭のライフスタイルや好みによって最適な広さは変わってきますが、ここでは1つの目安として広さの基準を説明します。
国が提言している家の広さの基準として4人家族で一戸建ての場合は約38坪、マンションの場合であれば約29坪の面積が挙げられています。
例えば、注文住宅は平均的に38坪ほどの広さがあり、3LDKのマンションの広さと同等だと言えるでしょう。
寝室であれば6から8畳、子供部屋は4.5から6畳ほどの広さを設けると快適に過ごせます。
部屋の広さは客間や書斎など、設けたい部屋の種類によって変わってくるのであらかじめ考えておくことが大切です。
家族がゆったりと過ごすためにも、狭すぎず広すぎない適切な広さを選ぶようにしましょう。
□どの間取りでも工夫すれば4人家族で快適に住めます！
4人家族で暮らす際に部屋の数や間取りを工夫する必要があります。
適した部屋数はライフステージに応じて変化していきます。
これからは2LDKから4LDKまでの快適な暮らしを実現するための方法を紹介します。
2LDKの場合、子供がまだ小さければ子供部屋を共有しながら夫婦の部屋も確保できます。
子供と親が一緒に寝る場合は、家族の寝室を1つにまとめてもう1つの部屋をもの置き場として活用するのも良いでしょう。
3LDKの場合、子供が思春期に入って個人の部屋を確保する必要が出てきた際にプライベートの空間を作ってあげられます。
また、子供が2人であれば残りの1部屋は夫婦の寝室などにしても良いでしょう。
プライベートの空間と家族共有のスペースを分けられるので、メリハリの効いた生活が実現できます。
4LDKの場合、さらに使える空間にゆとりが出来るためゲストルームを設けたりワーキングスペースとしたりなどの活用が可能です。
また、衣類や収納する物が大きい場合はウォークインクローゼットとして使用すれば各部屋の物を減らせてスッキリするでしょう。
部屋の空間をより広く利用したい方は、4LDK以上の間取りがおすすめです。
□まとめ
今回は4人家族の方へ向けて、快適な生活を送るための部屋の広さと間取り別の工夫の仕方をご紹介しました。
快適に過ごすために部屋の広さは重要なポイントですが、狭い空間でも工夫次第で快適な空間に仕上がります。
自分たちのライフスタイルや部屋の使用方法を考えて部屋づくりを進めるようにすると良いでしょう。