2021/07/26
新築を建てようと思っている方の多くは契約時にどのような点に注意したら良いかがわからないと思います。
特に初めて新築を購入する方は、契約に不安を感じやすいです。
契約では様々なポイントを確認しておかないと、後悔してしまうかもしれません。
そこで今回は、新築購入をお考えの方に契約時の注意点について紹介します。
□売買契約書と重要事項説明書について
初めて新築を購入する方は、契約時どういった書類があるのかをご存知ないかと思います。
ここでは契約時に特に注意したい書類を2種類紹介します。
ぜひ参考にしてください。
1つ目は、売買契約書です。
こちらは支払いや引き渡し期限に関する内容が記載されています。
2つ目は、重要事項説明書です。
こちらは、売買する物件に関する詳細な情報が記載されています。
どちらの書類に関しても後からトラブルが発生してしまうことがないように十分に内容を確認しておく必要があります。
□重要事項説明書の注意点を紹介
ここまでは不動産を購入する際に重要な書類を2つ紹介しました。
十分に確認しておく必要があると紹介しましたが、具体的にどのような点を確認したら良いかがわからないですよね。
ここでは重要事項説明書の注意点を紹介します。
記載されている内容が多いので確認したいことも多くあるのですが、ここでは特に注意したい部分のみに絞って紹介します。
以下の点を確認しておきましょう。
・不動産の表示等(1.不動産の表示 2.売主の表示)
・登記簿へ記載されている内容
・用途地域や地域地区、建ぺい率や容積率の制限、高さ制限など法令上の制限
・契約解除に関すること
1つ目の不動産の表示等は、パンフレットや広告に記載されている面積と違いはないかを確認します。
2つ目の登記簿は、抵当権が設定されているかどうかの確認です。
新築の一戸建ての場合は抵当権が設定されている可能性は低いですが、念のため確認しておいた方が良いでしょう。
3つ目は、簡単に説明すると、土地の用途地域を確認することです。
用途地域を調べることで周辺にどういった建物が建つのかを予測できます。
高い建物が建てられて日差しが遮られたというケースもあるので必ず確認しましょう。
4つ目は、手付金による契約解除や、契約違反による損害賠償や違約金について確認しておきましょう。
手付金による契約解除は、手付金を放棄することで契約を解除できることが多いです。
損害賠償や違約金に関する内容が記載されている場合は、内容と金額を必ず確認してください。
□まとめ
今回は、新築購入をお考えの方に契約時の注意点について紹介しました。
紹介した書類はどちらもとても大切なものです。
記載内容に不備や不満な点があれば、必ず相談するようにしましょう。
契約は慎重に進めることをお勧めします。